定例セミナー
さいとう歯動塾では半年コースの矯正実習セミナーを開催し、今回で40期目を迎えます。
開塾以来、全国の先生方にご参加いただき、毎回好評をいただいております。初めての先生にはもちろんのこと、リピーターの先生にもご受講頂きやすいよう、常に新しい情報をご提案致します。(「受講生の声」はこちら)
※初回は10月になります。2回目以降の受講日(4日分)につきましては11~翌年3月の5カ月(5日間)よりご都合の宜しい日を4日間、選択して受講していただきます(10月に都合がつかない場合、11〜翌年3月の5日間の受講も可能です)。4コースは同一内容ですので、受講人数に空きがあれば、(例えば水曜コース選択で10,11月は水曜日、12月は木曜日、2月は第2日曜日、3月は最終日曜日に受講(1月欠席)といった)変則的な受講も可能です。
現在開催中のセミナー日程はこちらからご覧いただけます。
また、全てのコース受講料には、使用されるレジュメ、咬合器、ブラケット、ワイヤー、バンド類等の実習材料費と昼食代が含まれております。
通常会員料金 20%割引(プレミアム会員は、通常料金から25%割引。詳しくはこちら)
早割料金 10%割引(セミナー初回受講日前月同日までに振込)
固定式装置を用いた入門編として多くの先生方に受講していただいておりますベーシックコースは、特注の混合歯列期タイポドントと固定器によって実際の臨床さながらの以下のような実習が可能となりました。
2.ベーシックアドバンスコース
入門編として好評のベーシックコースと同一の混合歯列期の前歯部反対咬合症例を用いますが、上下左右の乳犬歯が残存しているので主に上顎歯列を拡大しながら反対咬合を改善します。
3.本格コース
本格コースは第二大臼歯までの28本の永久歯の萌出が完成した永久歯列期を想定し、タイポドント咬合器を用いた本格的な実技講習会で特注の専用固定器によって自由な角度と開口量で実際の臨床さながらの実習を提供しております。
本コースでは各先生の治療技術や希望に応じ最初に治療計画を立案したうえで抜歯の有無や部位を決定しブラケットを装着していただきます。
歯面へのブラケットの接着は原則として瞬間接着剤を用いた直接接着(ダイレクトボンディング)法で行いますが、大臼歯部は希望により無償でバンドを用いることも可能ですし、正確なブラケットポジションを勉強していただくため、近年注目されている間接接着(インダイレクトボンディング)法をオプションで導入しておりますので希望者は予めご指示ください。ブラケットのボンディングに不安を感じたり、チェアータイムの短縮を希望される先生には臨床への導入としてもいい機会になると存じます。
用いるブラケットはスタンダードエッジワイズシステム(以下STDと略記)と代表的なプレアジャストブラケットであるロスシステム(以下Rothと略記)、さらには代表的なセルフライゲーションブラケットであるデーモンシステム(以下Damonと略記)の中からご自由に選択していただけます。STDまたは、Rothをご希望の先生はさらにスロットサイズを018インチか022インチかを選択していただけますので、あらかじめご明示ください(各種ブラケットについてはこちら)。
なお、ブラケット治療に先立ちあるいは並行して他のオプション装置を希望される場合あらかじめお知らせいただければオプション料金(オプション料金はこちら)をいただいたうえで用意させていただきます。さらにマウスピース矯正法をブラケット治療の前あるいは後でタイポドントを用いて学ぶことも可能です。なお、マウスピースだけで治療を終えたい先生は規定の受講費からブラケットやワイヤー代を減額しますので詳細は直接お問い合わせください。 また、治療する不正咬合も以下の4タイプ(既成のワックスパターンと人工歯を利用して同じ不正咬合が再現できます)の中から自由に選択していただくことが可能ですし、自分で手掛けたい特定の症例(永久歯列に限る)をお持ちの先生は、あらかじめ口腔模型をご送付いただければ、その症例に近似したタイポドント症例(持参模型症例)を設定いたします(各種症例についてはこちら)。
【各種ブラケット】 【各種症例(不正咬合)】
4.本格アドバンスコース
4-1.先天欠如・大臼歯の近心傾斜・埋伏歯を治療するブラケット治療コース
4-2.ミニスクリュー(temporary anchorage device:TAD)をマルチブラケット装置と併用した包括治療コース
TADは薬事法の認証や健保導入も得られ、ますます先生方の身近な存在に!
4-3. 歯周矯正コース
中等度の歯周疾患を有する患者への矯正治療に対して配慮すべき点を網羅したブラケット治療コース
5.MTMコース
【セミナー風景】クリックで大きく表示されます。
FAX申込用紙ダウンロード 044-722-7892までFAXください。
【申込みフォーム】
開塾以来、全国の先生方にご参加いただき、毎回好評をいただいております。初めての先生にはもちろんのこと、リピーターの先生にもご受講頂きやすいよう、常に新しい情報をご提案致します。(「受講生の声」はこちら)
受講コース
コース | 内容 |
---|---|
1. ベーシックコース ※初めての方におすすめ |
混合歯列期の前歯部反対咬合・開咬・過蓋咬合や上顎前突、叢生を主に固定式装置で治療するコース |
2. ベーシックアドバンスコース | ベーシックコースを受講された方や小児矯正(混合歯列)を更に勉強されたい方へおすすめのコース。固定式装置が中心ですが、希望者には拡大床等の可撤式装置もご用意しております。 |
3. 本格コース ※II期治療から学びたい方へ |
永久歯列期の各種不正咬合に対してマルチブラケットシステム(MBS)を用いたコース |
4. 本格アドバンスコース | 特殊な咬合器を使用して実習を行うコースで全部で3種類あります。 4-1 : 先欠・埋伏・矮小・傾斜歯の治療 4-2 : ミニスクリューを併用した包括治療 4-3 : 歯周矯正治療 |
5. MTMコース | 本コースの特徴は、1~3回目でリンガルアーチやTADを利用した実習を行い、4・5回目では、さらにMBSまで発展させ、非抜歯による全顎矯正や抜歯症例における空隙閉鎖まで幅広く実習できるコース |
コース日程・講習時間
コース | 日程 | 講習時間 |
---|---|---|
毎月第2水曜日コース ただし1月は第3水曜日 |
10/9、11/13、12/11、1/15、2/12、3/12 | 9:30-12:30、 13:00-16:00 毎回6時間 |
毎月第2木曜日コース ただし1月は第3木曜日 |
10/10、11/14、12/12、1/16、2/13、3/13 | |
毎月第2日曜日コース | 10/13、11/10、12/8、1/12、2/9、3/9 |
10:00-13:00、 13:30-16:30 毎回6時間 |
毎月最終日曜日コース ただし12月は第4日曜日 |
10/27、11/24、12/22、1/26、2/23、3/30 |
現在開催中のセミナー日程はこちらからご覧いただけます。
受講後の個別症例相談 | 受講の空き時間 での症例相談 |
なお水曜・日曜コースを選択される先生方には、毎回の実習終了時間から個別の症例相談を無料で承ります(1人30分まで、予約制)。さらに、木曜コースを選択される先生方には、毎回の実習終了時間から齋藤(塾長)自身による外来治療の無料見学会(毎回2名まで、白衣持参で予約制)を承ります。
講師・講習場所・募集定員
講 師: | 齋藤 茂(塾長)他 | |
講習場所: | さいとう歯動塾セミナー室 川崎市中原区小杉町1-520ドミール小杉303号 TEL:044-722-7787 JR線・東急線 武蔵小杉駅 北改札(南武線口)徒歩3分(アクセスマップ) |
|
募集定員: | 各コースとも13名(定員に達し次第締め切らせていただきます) |
基本受講費
下記の料金は毎回6時間、全6日間の日程の中で5日間をご受講いただく場合です。追加受講も可能で、受講費は1日あたりベーシック・ベーシックアドバンスコースは40,000円(税込44,000円)、本格・本格アドバンス・MTMコースは45,000円(税込49,500円)となります(各種割引対象外)。また、全てのコース受講料には、使用されるレジュメ、咬合器、ブラケット、ワイヤー、バンド類等の実習材料費と昼食代が含まれております。
※受講費振込後のキャンセルは、原則としてキャンセルチャージをいただきます。
通常料金 割引の適用がない場合コース | STD | Roth | Damon Q2 |
---|---|---|---|
ベーシック/ベーシックアドバンス | 280,000円 (税込308,000円) |
290,000円 (税込319,000円) |
300,000円 (税込330,000円) |
本格※1/本格アドバンス/ MTM※2 |
340,000円 (税込374,000円) |
360,000円 (税込396,000円) |
380,000円 (税込418,000円) |
コース | STD | Roth | Damon Q2 |
---|---|---|---|
ベーシック/ベーシックアドバンス | 224,000円 (税込246,400円) |
232,000円 (税込255,200円) |
240,000円 (税込264,000円) |
本格※1/本格アドバンス/ MTM※2 |
272,000円 (税込299,200円) |
288,000円 (税込316,800円) |
333,000円 (税込366,300円) |
コース | STD | Roth | Damon Q2 |
---|---|---|---|
ベーシック/ベーシックアドバンス | 252,000円 (税込277,200円) |
261,000円 (税込287,100円) |
270,000円 (税込297,000円) |
本格※1/本格アドバンス/ MTM※2 |
306,000円 (税込336,600円) |
324,000円 (税込356,400円) |
342,000円 (税込376,200円) |
※1:タイポドント咬合器は受講費に含まれておりますが、本格コースの受講で、既に咬合器をお持ちの場合、本実習に適していると判断した場合、以下の金額を税別の通常料金の受講費から減額します。
※2:MTMコースの受講費には、実習で使用するLAがオプションではなく、受講費に含まれます。
割引の併用はできません。
① タイポドント咬合器 | 20,000円 | ||
② 人工歯 | 20,000円 |
振込先
三菱UFJ銀行 元住吉支店(254もとすみよししてん)普通 1206262
株式会社デントス 代表取締役 齋藤 茂※
※お振込先の名義には「カ) デントス」とご入力ください。
お振込をもって正式なお申込となります。振込み手数料は各自でご負担いただきますようお願い致します。(申込みフォームはこちら)
株式会社デントス 代表取締役 齋藤 茂※
※お振込先の名義には「カ) デントス」とご入力ください。
お振込をもって正式なお申込となります。振込み手数料は各自でご負担いただきますようお願い致します。(申込みフォームはこちら)
オプション装置料金 各種割引対象外
選択コースによって選べるオプション装置は異なります。 各オプションともに装置を作成する部位は、こちらで決めさせていただきます。予めご了承ください。ベーシック/ ベーシックアドバンス |
本格 | 本格アドバンス | MTM | |
---|---|---|---|---|
拡大床/Nance/TPA(各 片顎) | 10,000円 (税込11,000円) |
10,000円 (税込11,000円) |
10,000円 (税込11,000円) |
10,000円 (税込11,000円) |
リンガルアーチ(LA)/ クワドヘリックス(各 片顎) | ー | 10,000円 (税込11,000円) |
10,000円 (税込11,000円) |
0円※1 |
GMD/ペンデュラム(各 片顎) | 15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
急速拡大装置 | 15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
インダイレクトボンディング (4歯分) | ー | 15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
15,000円 (税込16,500円) |
カリエール | ー | 0円※2 (貸与) |
0円※2 (貸与) |
0円※2 (貸与) |
MEAW ( 片顎 ) | ー | 5,000円 (税込5,500円) |
5,000円 (税込5,500円) |
5,000円 (税込5,500円) |
ミニスクリュー( 1本につき) | ー | ー | 0円※2,3 (貸与) |
0円※2,3 (貸与) |
マウスピース ( 片顎 ) | ー | 20,000円※4 (税込22,000円) |
20,000円※4 (税込22,000円) |
20,000円※4 (税込22,000円) |
リテーナー ( 片顎 ) | ー | 6,500円 (税込7,150円) |
6,500円 (税込7,150円) |
6,500円 (税込7,150円) |
※1: | MTMコースの上顎LA分は、受講費に含まれています。 |
※2: | リユース品(洗浄済み)を利用する為、無料とさせていただきます。新品を希望の場合にはご相談ください。 |
※3: | 4-2ミニスクリューを併用した包括治療、4-3歯周矯正治療、5.MTM コースのみとなります。 |
※4: | マウスピース治療のみを希望される場合は、各種ブラケット料金を減額します。 詳細は、直接お問い合わせください。 |
実習内容
1.ベーシックコース固定式装置を用いた入門編として多くの先生方に受講していただいておりますベーシックコースは、特注の混合歯列期タイポドントと固定器によって実際の臨床さながらの以下のような実習が可能となりました。
第1回 | 混合歯列期の反対咬合や正中離開の改善法 大臼歯のバンディング実習を行い、電気溶接機でチューブやリンガルアッタチメントを溶接。前歯部にはブラケットを直接接着法で装着し、各種ワイヤーによる歯の移動をシュミュレーション(ワイヤーベンディング実習も含む)します。 |
---|---|
第2回 | 混合歯列期の拡大装置 可撤式の拡大床装置が大流行ですが、協力度の低い患者さんにはやはり固定式装置がお勧めです。クワド(バイ)ヘリックスや3Dリンガルアーチを用いて上下歯列を前方、側方さらには後方へ拡大していただきます。 |
第3回 | 混合および永久歯列期の大臼歯の整直法や咬合挙上法 Eの早期喪失等により6番が近心傾斜している場合限局的なブラケット装置でいかに効果的に大臼歯をアップライトできるか?また過蓋咬合のバイトアップ法を主にユーティリティーアーチによるブラケット装置でご紹介します。 |
第4回 | 混合および永久歯列期の大臼歯の遠心移動法 ヘッドギアー、床装置、3Dリンガルアーチ、セクショナルアーチ、GMD、ペンデュラム、リップバンパーなどの装置が有効ですが、本コースでは上顎前突症に対しヘッドギアーを併用しつつセクショナルアーチ(2×4)でオープンコイルスプリングを活性化させ、下顎にはリンガルアーチを固定源とし、さらにⅡ級ゴムの協力で上顎6番を遠心移動する方法を紹介します。 |
第5回 | 各種矯正装置の特徴と使用上の注意点、技工指示書の書き方、4回の講習の補講、オープンバイトの改善法をご紹介します。 |
ベーシックコースの実習内容をほぼ網羅したDVD(全4巻合計214分)を販売中です。
受講される先生の予習・復習に最適です。既にご受講済の先生自身の臨床にも則して応用できるものです。 詳しくはこちら 2.ベーシックアドバンスコース
入門編として好評のベーシックコースと同一の混合歯列期の前歯部反対咬合症例を用いますが、上下左右の乳犬歯が残存しているので主に上顎歯列を拡大しながら反対咬合を改善します。
第1回 | 本コースでは治療方針や治療計画の立案(診断実習)から受講生に加わっていただくことで、あるいは実習前に希望する装置をあらかじめ伺っておくことで希望の装置を当塾で準備することが可能になります。たとえば可撤式の拡大床装置で上顎や下顎歯列の側方拡大を行うことも可能ですし、症例によって補助弾線を舌側に埋め込んだり唇側線を付与したり、あるいはクラスプの設置部位や種類も各自で考えていただくことが可能となります。 |
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第2回 | ベーシックコースではクワドヘリックスによる上顎歯列の側方拡大を学びましたが、本コースでは同装置を用いて上顎歯列を側方に拡大しつつブラケットを唇側に装着して前歯の配列を並行して行ったり、ブラケット装置で上下前歯のレベリングや大臼歯のトルクを付与しながらゴムメタル製の太いワイヤー(0.9mm)をアーチワイヤーの外側に固定・活性化させることで臼歯部の側方拡大を行います。 |
第3回 | 歯列の側方拡大で、特に上顎においては時として正中離開を招くことがあります。ブラケット装置を併用した拡大では乳歯にもブラケットを装着し、パワーチェーンやオープンコイルスプリング、顎間ゴムを使用することで正中線を一致させながら迅速に正中離開を改善します。 |
第4回 | 歯列を側方や前方に拡大した場合バイトが浅くなる傾向がありますが、臼歯部に理想的なトルクを付与したままユーティリティーアーチや顎間ゴムを利用してバイトを深くすることも可能です。またヘッドギアーやリップバンパーなどは他の装置と併用し易く、大臼歯の近遠心的な関係の改善やわずかな側方拡大にも有効です。 |
第5回 | 混合歯列期でも臼歯部の交叉咬合やシザースバイトが片側性もしくは両側性に起こることがあり、大臼歯の捻転や近心傾斜も発現頻度の高い不正です。本実習では乳臼歯にブラケットを装着して固定源として、必要に応じて交叉ゴムなどの顎間ゴムを併用したり、角線にトルクやLループを付与するなどの改善法を紹介いたします。 |
3.本格コース
本格コースは第二大臼歯までの28本の永久歯の萌出が完成した永久歯列期を想定し、タイポドント咬合器を用いた本格的な実技講習会で特注の専用固定器によって自由な角度と開口量で実際の臨床さながらの実習を提供しております。
本コースでは各先生の治療技術や希望に応じ最初に治療計画を立案したうえで抜歯の有無や部位を決定しブラケットを装着していただきます。
歯面へのブラケットの接着は原則として瞬間接着剤を用いた直接接着(ダイレクトボンディング)法で行いますが、大臼歯部は希望により無償でバンドを用いることも可能ですし、正確なブラケットポジションを勉強していただくため、近年注目されている間接接着(インダイレクトボンディング)法をオプションで導入しておりますので希望者は予めご指示ください。ブラケットのボンディングに不安を感じたり、チェアータイムの短縮を希望される先生には臨床への導入としてもいい機会になると存じます。
用いるブラケットはスタンダードエッジワイズシステム(以下STDと略記)と代表的なプレアジャストブラケットであるロスシステム(以下Rothと略記)、さらには代表的なセルフライゲーションブラケットであるデーモンシステム(以下Damonと略記)の中からご自由に選択していただけます。STDまたは、Rothをご希望の先生はさらにスロットサイズを018インチか022インチかを選択していただけますので、あらかじめご明示ください(各種ブラケットについてはこちら)。
なお、ブラケット治療に先立ちあるいは並行して他のオプション装置を希望される場合あらかじめお知らせいただければオプション料金(オプション料金はこちら)をいただいたうえで用意させていただきます。さらにマウスピース矯正法をブラケット治療の前あるいは後でタイポドントを用いて学ぶことも可能です。なお、マウスピースだけで治療を終えたい先生は規定の受講費からブラケットやワイヤー代を減額しますので詳細は直接お問い合わせください。 また、治療する不正咬合も以下の4タイプ(既成のワックスパターンと人工歯を利用して同じ不正咬合が再現できます)の中から自由に選択していただくことが可能ですし、自分で手掛けたい特定の症例(永久歯列に限る)をお持ちの先生は、あらかじめ口腔模型をご送付いただければ、その症例に近似したタイポドント症例(持参模型症例)を設定いたします(各種症例についてはこちら)。
本格コースの内、Ⅱ級1類の非抜歯治療法とⅠ級叢生の抜歯治療法の実習内容をDVD(全4巻合計241分)で、販売中です。
マルチブラケット装置を代表とする本格的矯正治療をこれから勉強したい先生や当塾の各種セミナーを受講される先生の予習や復習にも最適です。 詳しくはこちら 【各種ブラケット】 【各種症例(不正咬合)】
症例名称 | 説 明 | |
---|---|---|
1. | Ⅰ級叢生 |
マルチブラケット法の入門用にお勧めの症例で、大臼歯の関係は左右ともⅠ級で前歯部に中等度の叢生があり、第一小臼歯4本抜歯での治療を学んでいただきたい症例ですが、上下顎左右側の大臼歯を遠心移動することで非抜歯での治療も可能な症例です。 |
2. | Ⅱ級1類上顎前突 |
オーバージェットが大きく大臼歯は左右ともⅡ級関係になっておりますので、上顎歯列の遠心移動により非抜歯での改善も可能です。 また上顎のみ両側の第一小臼歯を抜歯したり、上顎両側第一小臼歯と下顎両側第二小臼歯を抜歯する改善法も可能です。 |
3. | Ⅱ級2類過蓋咬合 |
本症例はオーバーバイトが大きく大臼歯は左右ともⅡ級関係になっておりますので、前歯部の咬合挙上と上顎歯列の遠心移動を効率的に行えれば非抜歯による治療も可能です。またⅡ級1 類と同様に上顎のみ両側の第一小臼歯を抜歯したり、上顎両側第一小臼歯と下顎両側第二小臼歯を抜歯する改善法も選択できます。 |
4. | Ⅲ級前歯部反対咬合 |
本症例は骨格的要因の少ない歯槽性の反対咬合症例を想定し、大臼歯の関係は左右とも軽度なⅢ級で下顎歯列にほとんど叢生がないため、その遠心移動により非抜歯での治療も可能な症例です。 また、上下左右の第一小臼歯を抜歯しても、あるいは上顎両側第二小臼歯と下顎両側第一小臼歯の抜歯を経て改善するプランも選択できます。 |
5. | 持参模型症例 |
自身でこれからブラケット装置を手掛けたいあるいは治療中の永久歯列症例があれば口腔模型とバイトを送付していただき、本実習で指導可能か判断し可能であれば当塾で近似したタイポドントをセットアップして受講していただきます。治療中の症例はご希望により現状か治療開始時のいずれかの模型を送付され、その模型をセットアップしたタイポドントで受講開始となります。 |
4.本格アドバンスコース
4-1.先天欠如・大臼歯の近心傾斜・埋伏歯を治療するブラケット治療コース
第1回 | 下顎切歯が3本(先欠が1本)あるいは上顎側切歯が矮小の場合の正中の設定法や臼歯咬合の確立法は?上下の歯数が異なったり、歯冠幅径の左右差がある場合の咬合をどう考えるか? |
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第2回 | 萌出途中の第二大臼歯が近心傾斜している。あなたならどうする?プレートか?リンガルアーチか?すぐにブラケットか?あるいは経過を見ますか? |
第3回 | 埋伏歯の部位別発現頻度とその対処法について。開窓と牽引療法の効果的な時期と注意点。 STDOO法(single tooth dentoosseous osteotomy、単独歯槽部骨切術)って何? |
第4回 | 第二小臼歯の欠損が判明しているとき、第二乳臼歯をどうする?すぐに抜歯か? 抜けるまで残す?あるいはディスキング(IPR)して5番のサイズに近づける? |
第5回 | 歯列の側方拡大や大臼歯の遠心移動は永久歯列期でも間に合うのか? 固定式と可撤式装置の使用上の注意点、第二・第三大臼歯の萌出状況や植立方向の重要性 |
4-2.ミニスクリュー(temporary anchorage device:TAD)をマルチブラケット装置と併用した包括治療コース
TADは薬事法の認証や健保導入も得られ、ますます先生方の身近な存在に!
第1回 | インプラント矯正って何?TADのインプラント矯正における役割と埋入部位の決定法 実際にスクリューを埋入してみよう!各種TADの選択法 セルフタップって何? 即時荷重って何? |
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第2回 | TADを用いた下顎大臼歯の近心傾斜整直法(従来のセクショナルブラケット法との相違)や挺出した上顎大臼歯の圧下法 |
第3回 | TAD利用によるen mass tooth movement(歯の一括移動による空隙閉鎖)の効率化と迅速化 |
第4回 | 前歯部開咬症例の原因と診断法:骨格性開咬と歯槽性開咬の違いとそれぞれの治療法の相違点、TAD利用か?MEAW利用か?TADの埋入部位と埋入数 |
第5回 | 上顎歯列の遠心移動におけるTADの有効性口蓋に埋入したTADとリンガルアーチ併用の効果、頬側に埋入したTADとカリエール併用の効果 |
矯正学的歯の移動固定源として近年ますます需要が高まっている歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)を利用した本格アドバンスコースDVD(全4巻合計239分)を販売中です。
TADについて勉強されたい先生や本コースを受講される先生の予習や復習にも最適です。 詳しくはこちら4-3. 歯周矯正コース
中等度の歯周疾患を有する患者への矯正治療に対して配慮すべき点を網羅したブラケット治療コース
第1回 | 歯周疾患に罹患した症例に対する歯の移動の注意点と適応症例の見極め方;矯正力、通院頻度、治療期間、治療目標、ならびに使用するワイヤーや顎間ゴムのサイズや材質の制約 |
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第2回 | IPR(inter proximal reduction)法の利点と適応症、欠損部の矯正治療とその後の補綴処置に対する配慮ならびに保定(固定)管理 |
第3回 | 上下歯列弓幅径の調整法と咬合挙上法ならびに咬合調整法 |
第4回 | 歯周矯正における抜歯診断、大臼歯バンドやTADの功罪と適応症 |
第5回 | 動的治療前、治療中ならびに保定管理中の歯周管理 |
実際にクリニックを初診した患者さんの「資料採得」、「診断」、「バンディング」、「ブラケットのポジショニング」や「アーチワイヤーの結紮と活性化」を紹介した矯正臨床の実践的DVD(全3巻合計150分)を販売中です。
タイポドント実習で習得したスキルを実際の臨床で活かす際に最適な動画教材です。 詳しくはこちら5.MTMコース
上顎に装着するリンガルアーチ(LA)で前歯のクロスバイトや大臼歯のシザースバイトを改善したり、下顎におけるセクショナルアーチ(SA)で6番喪失後の7番近心傾斜をアップライトします。また、TADsを利用することで、LAやSAなしにシザースバイトや大臼歯の近心傾斜を改善することで、両者の比較が容易に行えます。
【実習内容】
LAやSAといった固定式装置で、反対咬合や鋏状(すれ違い)咬合の改善、あるいは近心傾斜した臼歯の整直を部分矯正(MTM)で行いますが、本実習では上顎大臼歯の口蓋側移動と下顎大臼歯の整直をTADs単独で、ブラケットの装着なしに行う治療法も紹介します。
第1回 | 前歯部反対咬合のLAによる改善 あらかじめ上顎切歯部に自在ロー着してあるLAの補助弾線を活性化して装着し、上顎4切歯の唇側への傾斜移動を図ります。その後は、頬側転位した7番にリンガルボタン(LB)を接着し、 遠心に延長したLAの主線を固定源にパワーチェーン(PC)で7番の口蓋側移動を行うことで、シザースバイト(鋏状咬合)を改善します。 この改善は反対側7番では口蓋側に埋入したTADを固定源に利用することで、LBとPCを用いてシザースバイトの改善が上記と同様に行えます。 |
---|---|
第2回 | 下顎大臼歯のSAによる改善 下顎歯列は両側6番の早期喪失により7番が左右とも同程度の近心傾斜を示し、片側は3番から5番にブラケットを、7番にチューブを装着し、SAを固定源としてアップライトスプリングを活性化することで7番のアップライトを図ります。反対側は欠損部である6番の頬側歯槽部の近遠心にスクリューヘッドがブラケットの形状を有するTADsを各1本ずつ埋入して固定源とし、側方歯へのブラケット装着なしに7番へのチューブ装着と短い角線1本だけで7番をアップライトします。 |
第3回 | 上顎前歯部再配列のためのSA装着 上顎切歯部はLAによる唇側への傾斜移動済みですが、さらなる良好な配列と対合歯との緊密な咬合を目指して、まずは6前歯にブラケットを装着してレベリングします。6前歯だけでのSAに限界を感じた際、上顎両側大臼歯部に固定源を求めるか?対合歯である下顎前歯部に固定源を求めて顎間ゴムを適用するか?下顎大臼歯部にまで広げて全顎矯正に移行するか?様々な矯正治療を比較検討することが可能となります。 |
第4回 | SAから非抜歯での全顎矯正への移行 4回目以降はオプションとして全顎的なマルチブラケット装置(MBS)による治療を紹介します。もう一度、最初の不正咬合の状態に戻して、MBSとアーチワイヤーだけで歯列・咬合の改善を図ります。そのためLAは撤去しますが、すでに装着済みのブラケットやチューブはそのままで、残りの全歯にブラケットやチューブを装着し、レベリングを行います。下顎は両側7番をアップライトし、6番の欠損部は補綴予定とします。 |
第5回 | 上顎小臼歯の抜歯空隙と下顎の欠損部空隙の閉鎖法 5回目はMBSによる非抜歯治療から、小臼歯(上顎)や大臼歯(下顎)を抜歯して、その空隙をループメカニクスやスライディングメカニクスで閉鎖する方法を紹介します。この際、抜歯に伴う臼歯部の固定評価が重要ですので、各症例に対し、最適な抜歯部位を診断して頂きます。上顎は、両側の4番または5番の抜歯が一般的ですが、下顎は両側6番が欠損していますので、新たな抜歯はせず、欠損部を非補綴的に閉鎖することで、非典型的な抜歯部位による歯列・咬合の再構築を図ります。 |
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