




すぐに役立つ臨床セミナー
こちらのセミナーは、お申込みを終了しております。
次回開催までお待ちください。
さいとう歯動塾では、2021(令和3)年2月11日(木・祝)に「オンライン臨床セミナー」を開催いたします。今回は午前と午後の2部制とし、部分受講も全体受講もできるように配慮させていただきました。午前の部では「各年齢と症例ごとに考察する上顎第一大臼歯の遠心移動法と非抜歯治療の限界」と題して、ヘッドギアー、カリエール、アンカースクリューの功罪を中心に話題を提供させていただきます。また、午後の部では「第二大臼歯の萌出時期、萌出位置と一期治療との相関性」と題し、第一大臼歯の遠心移動量と第二大臼歯の異所性萌出の程度、近心傾斜する下顎第二大臼歯のアップライト法や両側性もしくは片側性に発現する第二大臼歯の鋏状咬合(シザースバイト)の回避法や改善法にテーマを絞り、可撤式並びに固定式の各種装置を改変したものを用いた治療を紹介させていただく予定です。
【講演内容】
さまざまな年齢で初診される不正咬合患者に対し、特に上顎歯列に関しては側方への拡大や大臼歯の遠心移動を行うことで非抜歯治療につなげることが多い。今回のセミナーの午前の部では、上顎第一大臼歯の遠心移動法にテーマを絞り、大臼歯の遠心移動量とその移動様相、小臼歯抜歯の有無を決める時期と基準、一期治療だけで動的治療を終えられる症例の見分け方や成人歯列において大臼歯を遠心移動する際の第三大臼歯の処遇について、ヘッドギアー、カリエール、アンカースクリューに分けてそれぞれ考察します。
次いで午後の部では、近年報告が多い「第二大臼歯の近心傾斜、水平埋伏や上顎臼歯の頬側転位と下顎臼歯の舌側転位による鋏状咬合(シザースバイト)の発現と一期治療との相関性」について経験した限りを、そして知る限りを言及します。
本セミナーでは上記のテーマに対して院長としてお悩みの先生方はもちろん、これから独立・開業予定の若手歯科医の先生方にも積極的に参加していただけるような内容で多くのご提案や示唆に富んだアドバイスをさせていただく予定です。
第1部 上顎大臼歯の遠心移動法 (9:30~10:50)
1-1) 混合歯列期における遠心移動
1-2) 永久歯列期における遠心移動
1-3) 成人症例における遠心移動
第2部 上顎大臼歯の遠心移動後の具体的アプローチ (11:00~12:20)
2-1) 混合歯列期におけるアプローチ
2-2) 永久歯列期におけるアプローチ
2-3) 成人症例におけるアプローチ
質疑応答 (12:20~12:30)
第3部 異所萌出する大臼歯に対する矯正学的アプローチ (13:30~14:50)
3-1) 上顎第一大臼歯の近心傾斜(Eの歯頚部に食い込む症例)
3-2) 下顎第二大臼歯の近心傾斜(水平埋伏を含む)
3-3) 大臼歯の頬側転位や舌側転位
第4部 大臼歯のシザースバイトの改善法 (15:00~16:20)
4-1) 可撤式装置による改善法
4-2) 固定式装置による改善法
4-3) 口蓋に植立したアンカースクリューによる改善法
質疑応答 (16:20~16:30)
【講師紹介】
齋藤 茂 略歴
1983年 昭和大学歯学部 卒業
1987年 昭和大学大学院修了(歯科矯正学 専攻)
1987年 昭和大学歯科矯正学教室 助手
1994年 昭和大学歯科矯正学教室 専任講師
2004年 まゆみ矯正歯科副院長、さいとう歯動塾 主催
【日時】
講習日時 : 2021年2月11日(木・祝)
< 午前の部 > 9:30-12:30
< 午後の部 > 13:30-16:30
本セミナーは午前・午後とも講演スタイルとなりますが、途中に質疑応答の時間をできるだけ多く設ける予定です。
受講費※ : 午前の部のみ、午後の部のみの受講 10,000円(税込11,000円)
1日受講 15,000円(税込16,500円)
※このセミナーには、早割、会員割引の適用はございません。
受講対象者 : 歯科医師限定 (開業予定の若手歯科医も歓迎!)
募集定員 : 午前 / 午後 各25名
株式会社デントス 代表取締役 齋藤 茂※
※お振込先の名義には「カ) デントス」とご入力ください。
お振込をもって正式なお申込となります。振込み手数料は各自でご負担いただきますようお願い致します。(申込みフォームはこちら)
お申込み
参加をご希望の先生は下の申込みフォームに入力・送信いただくか、FAX申込用紙を印刷してご記入の上、FAXしてください。FAX申込用紙ダウンロード 044-722-7892までFAXください。
【申込みフォーム】
2020.2.11 | 「一期治療だけで終えられる症例の見極め方と二期治療における抜歯治療 と非抜歯治療の分岐点とその診断時期」 | |
2019.2.11 | 「これからの医院経営の中で矯正治療をどう位置づけるか?」 | |
2017.3.12 | 「各種アンカースクリューを固定源に用いた限局的ならびに全顎的な歯の移動法について」 | |
2016.7.10 | 「混合歯列期症例の難易度鑑別診断法と永久歯列期における最終治療法」 | |
2015.4.29 | 「混合歯列前(ⅢA)期における可撤式・固定式装置の効果的な併用療法! ―これで混合歯列期治療が万全に!―」 |