




臨床セミナー
アーカイブ&Zoom 臨床セミナー
このセミナーは、2023年5月~2024年3月の中で、5・7・11・3月は、アーカイブのみの視聴、9・2月は、オンタイムによるZoom参加(後日講義部分のみアーカイブ視聴可)の計6回行います。受講方法は、1回ごとの参加または、6回のセット受講からご選択いただけます。
【見逃し配信のご案内】
2023年5月より開始しております全6回のアーカイブ&Zoom「臨床セミナー」を途中からでもお申込みできるように「見逃し配信期間」を設けることにしました!
ぜひ、この機会に配信終了した過去の回を視聴できる「全6回視聴」をお申込みください(詳細はこちら)。
受講内容
- ①シザースバイトや異所性萌出症例の治療開始時期と方法実施期間 : 5月15日(月)〜31日(水)
- 鋏状咬合(シザースバイト)は臼歯部に発現する不正咬合で、主として上顎臼歯の頬側転位、もしくは下顎臼歯の舌側転位、あるいはその両者が同時に起こることで発現し、好発部位は第二大臼歯である。また、異所性萌出の代表例としては大臼歯の近心傾斜が挙げられるが、本セミナーでは近心傾斜した大臼歯やシザースバイトの具体的な改善法として
- 補助弾線付きの床装置
- ブラケットの装着によるセクショナルアーチ法
- TPAに延長アームをロー着したり、TADを固定源とした方法
- ②アクチバトール(機能的矯正装置)の適応症と適応時期ならびに下顎骨の成長促進効果実施期間 : 7月14日(金)〜30日(日)
- 成長期の上顎前突症のなかで、下顎骨の劣成長症例には従来から機能的矯正装置が用いられることが多く、アクチバトールは代表的な装置である。
ただし、その適応症はバイトの深いローアングル症例が最適であり、バイトの浅いハイアングル症例との鑑別診断や、過蓋咬合症例の咬合挙上法、あるいは構成咬合の採得などにハードルの高さを感じる先生も少なくない。
しかも成長評価や協力度の評価をしっかりと行わないと、最適な時期を逃した治療や二態咬合(デュアルバイト)を招くリスクもある。本セミナーでは、適応症例や適応時期の見極め方を伝授し、構成咬合採得時の臨床的なコツを実際の症例を通してわかりやすくご案内します。 - ③先欠歯や矮小歯を有する症例の治療法や開始時期の特徴実施日 : 9月21日(木) Zoom
アーカイブ視聴期間 : 9月22日(金)〜10月7日(土) - 上下顎側切歯や第二小臼歯は他歯種に比べ欠損したり、矮小化もしくは癒合歯になる確率が高いが、混合歯列期にこれらの異常を認識せずに歯列の拡大や遠心移動を行っていることが散見される。
先天欠如を伴う症例では欠損歯数に応じて乳歯を抜歯してその空隙を矯正治療で閉鎖するか、乳歯をそのまま保存するか、乳歯隣接面のスライスでスリム化して延命効果を考えるかを選択します。
また、矮小歯を有する場合、全体の咬合を考えて抜歯する案と、そのままのサイズと形態で保存する案、ダイレクトボンディング法などで正常の形態やサイズに近似させる審美修復法の中から治療法が選択されます。癒合歯についても原則は保存か?抜歯か?の選択に迫るでしょう。これら診断上の重要ポイントを症例ごとに詳しく解説いたします。 - ④専門医における初診から治療開始までのクリニカルパス実施期間 : 11月15日(水)〜30日(木)
- 矯正治療を専門に開業している当院では、不正咬合を主訴に来院される患者様に対して、初診相談→精密検査→矯正診断→矯正治療という手順で具体的な治療を始めることが多い。
ただし、初診相談でどのようなことを説明するか?何を確認して問診するか?あるいは精密検査時にどのような検査を行うか・は症例や患者の主訴によって様々である。
本セミナーでは様々な主訴や年齢、咬合状態の患者様に対して、どのような説明や確認事項、あるいは検査法を行うか?そして直ちに治療を始められるか?
治療前に行うべき前準備の種類や適応症と必要性についても丁寧に説明いたします。 - ⑤上顎犬歯の埋伏に関する考察:隣在歯根の吸収とその回避策実施日 : 2月1日(木) Zoom
アーカイブ視聴期間 : 2月2日(金)〜2月16日(金) - 近年のCTの普及により、埋伏して隣在歯根を吸収する恐れのある上顎犬歯は、3次元的な位置確認や隣在歯への侵襲状態の確認が正確にできるようになったことで、開窓・牽引療法で正常な位置へ萌出誘導できることが多くなったと思われる。本セミナーでは位置異常、もしくは萌出障害を呈する上顎犬歯の埋伏状態や歯根の形成状態に応じた的確な診断により、萌出誘導できた数症例と、残念ながら隣在歯根を吸収させた数症例を比較検討することで、埋伏している上顎犬歯の早期診断と的確な治療への足掛かりとしたい。
- ⑥上顎前突の鑑別診断と効果的改善法・改善時期実施期間 : 3月15日(金)〜31日(日)
- 極めて臨床的ではあるが、上顎前突症(アングルのII級1類)は以下の3タイプに分類できると私は考えている。
- 歯槽性の上顎前突で大臼歯の関係はI級であるがオーバージェットが大きなタイプ。
- 歯槽性の上顎前突で大臼歯の関係がII級であり、しかもオーバージェットが大きなタイプ。
- 骨格的に上顎前突(上顎骨が大きいか、下顎骨が小さいか、両者を同時に持つ)で、大臼歯の関係がII級であり、オーバージェットが大きなタイプ。
コース日程・講習時間
<日程によって2つの実施形態があります>番号は、受講内容と連動しています。
- 受講方法
- アーカイブ(全4回)
- 実施期間
- ①5月15日(月)~31日(水)、②7月14日(金)~30日(日)、
④11月15日(水)~30日(木)、⑥3月15日(金)~31日(日)
- 受講方法
- オンタイム Zoom & 後日 アーカイブ視聴(全2回)
- 実施日
- ③9月21日(木)、⑤2月1日(木) Zoom (全2回) ※
- 実施時間
- Zoom 13:00-14:30 (質疑応答:14:20-14:30の10分間)
- アーカイブ
視聴期間 - ③9月22日(金)~10月7日(土)、⑤2月2日(金)~2月16日(金)
※一人1申込み、1媒体(スマートフォンやPC等)での参加とさせていただきます。 ※URLよりZoomに入室。URLは、開催日一週間前に申込時のE-mailへ送信します。 - 講師
- 齋藤 茂
- 募集定員
- 各25名 (歯科医師限定)
受講費
※受講費振込後のキャンセルは、振替え・返金等致しかねます。
※会員割引と早割は併用いたしかねますので予めご了承ください。
受講費 | |
受講料金 | 1日のみ6,000円 (税込6,600円) |
セット受講 | 6日間 28,000円 (税込30,800円) |
会員料金 ※新規会員として入会は入会費30,000円(税込33,000円)、年会費(振込より1年有効)50,000円(税込55,000円)必要「会員制度」をご覧ください。 |
通常料金(税別)より20%割引 ★プレミアム会員は、通常料金(税別)より25%割引となります。詳細はこちらをご覧ください。 |
早割料金 | 通常料金(税別)より10%割引 ★各受講日の1ヶ月前同日までにお振込下さい。 |
振込先
三菱UFJ銀行 元住吉支店(254もとすみよししてん)普通 1206262
株式会社デントス 代表取締役 齋藤 茂※
※お振込先の名義には「カ) デントス」とご入力ください。
お振込をもって正式なお申込となります。振込み手数料は各自でご負担いただきますようお願い致します。(申込みフォームはこちら)
株式会社デントス 代表取締役 齋藤 茂※
※お振込先の名義には「カ) デントス」とご入力ください。
お振込をもって正式なお申込となります。振込み手数料は各自でご負担いただきますようお願い致します。(申込みフォームはこちら)
お申込み
参加をご希望の先生は下の申込みフォームに入力・送信いただくか、FAX申込用紙を印刷してご記入の上、FAXしてください。FAX申込用紙ダウンロード 044-722-7892までFAXください。
【申込みフォーム】
【過去の演題】
2023.2.16 | 「 連続抜去法の適応症、抜歯の決定時期と功罪 」(Zoom&アーカイブ) | |
2023.2.2 | 「 上顎前方牽引装置(MPA)の適応症とその功罪 」 (Zoom&アーカイブ) | |
2021.2.11 | 午前の部「各年齢と症例ごとに考察する上顎第一大臼歯の遠心移動法と非抜歯治療の限界」、午後の部「第二大臼歯の萌出時期、萌出位置と一期治療との相関性」 | |
2020.2.11 | 「一期治療だけで終えられる症例の見極め方と二期治療における抜歯治療 と非抜歯治療の分岐点とその診断時期」 | |
2019.2.11 | 「これからの医院経営の中で矯正治療をどう位置づけるか?」 | |
2017.3.12 | 「各種アンカースクリューを固定源に用いた限局的ならびに全顎的な歯の移動法について」 | |
2016.7.10 | 「混合歯列期症例の難易度鑑別診断法と永久歯列期における最終治療法」 | |
2015.4.29 | 「混合歯列前(ⅢA)期における可撤式・固定式装置の効果的な併用療法! ―これで混合歯列期治療が万全に!―」 |